長州黒かしわのために生まれた扇形鶏舎
「ファンファーム」
安心・安全でより良い肉質をつくるためには、管理をしやすく十分な運動が出来る鶏舎が必要。そこでファンファームは管理スペースから全体が見渡せながらも、十分な広さを確保できる扇形の建物を採用。
長門市初の地鶏
「長州黒かしわ」
天然記念物である黒柏鶏を元に、地域の特色を出し、肉用鶏として経済性・食味の良さにこだわり誕生した山口県産のオリジナル地鶏にて、深川養鶏の最高級ブランドです。
天然記念物指定
伝説の長鳴鶏「黒柏鶏」
黒柏鶏は尾羽長く垂れた黒色の長鳴鶏で、正しく時を告げる神聖な鶏として古来より島根県と山口県内の神社や農家で実用と観覧用として飼育されてきました。
神話伝説「常夜の長鳴鶏」として古事記、日本書紀に記載されています。
- よく運動しているため脂肪が少なく低カロリー。
- 適度な歯ごたえを残しながらも柔らかく、ジューシーで臭みが少ない。
- 抜群の旨味とほんのり甘く上品な脂。
- 人の健康にも良いとされる機能性成分イミダペプチドの含有量も高い。
地鶏の肉質は一般に、やや赤味がかった色合いで、歯ごたえや旨みがあるといわれています。 しかしながら、昔のかしわのような硬さでは、現在の消費者にとっては硬すぎます。 そこで、長州黒かしわは、適度な歯ごたえを残しながらも柔らかく、かめばかむほど味が出てくる肉を目指しました。もちろん、旨み成分のイノシン酸も多く含まれています。しかもイノシン酸の量が減少しにくく、おいしさが長持ちします。
ファンファームでは長州黒かしわの生産に必要な原材料から農場の廃棄物まで地域内で循環させることで安心・安全とともに環境負荷をできるだけ低くする飼育方法への取り組みも行っています。
長州黒かしわの鶏ふんは、鶏舎の清掃などによる排水を利用し発酵させ、北浦のウニや地元長門の米ぬかとともに連携堆肥「長門の恵」の原材料として再利用。
この堆肥を使った農作物「ながと育ち」を栽培。そして長門のホテルや飲食店などの食材へ。そこから出た食品残渣は分別され、規格外の農作物などとともにエコフィード(リサイクル飼料)としてファンファームに戻る仕組みになっています。